各種情報


小型船舶操縦免許証更新手続きについて

瀬戸内海「のり、わかめ」養殖漁場図(ダウンロードしてご利用ください)

クルーとしての乗船心得

1.船酔いをする人は、乗船前に酔い止めの薬を服用するか、何らかの処置を講じること。
1.乗船前には、原則として用便を済ませておくこと。
1.船長の指示には必ず従うこと。
1.船内の備品等には、船長の許可なく触れないこと。
1.船内で、喫煙その他火器類等を使用する場合は、必ず船長の許可を得ること。
1.船内は、いつも整理整頓すること。
1.航行中は、みだりに立って歩かないこと。
1.ゴミ・空き缶等は海に捨てないで、回収、持ち帰ること。
1.釣餌その他を放置して、船内を汚さないこと。
1.下船後、船の清掃及び手入れ等を進んで手伝うこと。
1.乗船者は、全員一丸となって助け合い、自然を愛し、相互の親睦を図ること。
1.「おはよう」「こんにちは」「お疲れ様でした」「またよろしく」等、会えば必ず挨拶をすること。

※以上のマナーを遵守すれば、誰でもどの船のクルーにもなれます。
そして、いつか船長になれるでしょう。

播磨灘における観天望気

1 播磨灘全域
(1)東風(こち)吹けば南風(まぜ)となる。
[朝方、東風が吹いていれば、遅くとも夕方から突風のような南または南西の風が吹き、 更には雨となる。]
(2)小豆島に千切れ雲(団子雲)がかかれば山風(やまで)返しの西が怖い。
[小豆島の高い山(寒霞渓)に千切れ雲がかかると南からの風が出て、次第に南西から 北西の強風に変わり、波も荒くなる。]

2 赤穂・相生・姫路地区
(1)朝凪に油断するな。
[朝(夜明け頃)海面が鏡のようにべた凪の場合、午前10時頃か遅くとも午後には突風 を伴った強風となる]
(2)朝焼け(春と秋)見れば午後から雨。
[春と秋の朝焼け現象の時、6〜8時間後には雨となる。]
(3)錦帯朝焼けは南風強く波高し。
[朝焼けの中でも雲が東の空の上方にあって、海面との間が横長に真っ赤に焼けて、錦 の帯を見ているような状態であれば、やがて南または南西の突風(春ならば春一番)が 吹く。]
(4)地嵐(入れ雲)が続くと雨になる。
[雲が陸地の奥(北または北東方面)に流れ込む現象が見られれば、その日遅くか翌日 は雨となる。]
(5)秋から冬にかけ、夕立(よだち)が来たら突風が吹く。
[秋から冬にかけてシャワーのような局地的な雨の後は、西または北西の突風が吹く。]
(6)仁寿山山頂の雲の動きが早いと突風が吹く。
[八木・的形から視認出来る一番高い山に入道雲が出て、これの動きが早いと北の突風が 吹いてくる。]

3 家島諸島地区
(1)夏、鳴門の上を入道雲が東方に速く流れると荒天になる。
(2)夏(7・8月)の夕方、北(相生方面)に入道雲が出ると沖嵐(南風)が吹く。
(3)日の入りに北の空が明るくなって、その明かりがすぐ消えると風が強く吹く。
(4)星がキラキラ光っている夜は、酒が飲める。
[星が激しく瞬くと翌日は天気が悪く(雨)なり、漁に出られないのでその夜はゆっくり 酒が飲める。]
(5)秋の夕焼け、鎌研いで・
[秋の夕焼けは、翌日必ず晴れるので仕事(明日)の準備をしなさい。]
(6)春の夕焼け、糞たれて寝ー。
[春の夕焼けは、翌日は、翌日天気が悪く仕事にならないので体を休めなさい。]